見張り力が低下中/ラグドール ― 2016/12/26 19:21
愛猫ダン君にとって、いつものように何かを見張るにはすっかり寒くなっているらしく、偉そうな顔で「開けろ」と催促して開けてもらった勝手口の窓からも、覗き込んで1分もしないうちにソソクサ立ち去るようになりました。
決して、外を見ていたって刺激的な存在なんて通りかからない・・・というわけではございません。
案外この時期は、メジロやシジュウカラのような、お馴染みの野鳥が頻繁に庭木づたいに通り過ぎてゆくので、見ていて退屈はしないのです。
その証拠に、ほんの少し前までは、勝手口の方向から野鳥やカラスの声聞きつけただけで、ダン君はどこからともなく走ってきて “見張り位置” に陣取っていたほどで。
やはり今は寒さが好奇心より勝ってい様子。勝手口を開けてもらったはいいけれど、スーッ冷たい空気が入ってくるものですから、ひゅるひゅるテンションが下がってしまうのでしょう。
そんなわけで、上の写真を撮った12月中旬のある暖かな日が、ダン君の今年の“見張り納め”の日になったようで、この日を境に、開いた窓の前からすぐ居なくなるようになりました。
ただし、「オレが定位置についたら窓が開く」という仕組みはいちおう確認しておきたいのか何なのか、寒さで見張りなんて続きやしないのに、まるで日課のように「定位置についたぞサア開けろ」という催促は続いています。
なので、”冬季窓開け確認業務”としてこちらも付き合っている次第で、確か昨冬もそうだったなぁと思い返しておりました。
せっかくなので、冬の“窓開け”の顛末を・・・。
定位置について人間を見る→ガラっと開く→オヨヨッと外を見る→数十秒後には居なくなる→ガラっと閉める
開け閉め 開け閉め・・・非生産的でも “猫には欠かせないかも知れない何か” と思えば何となく止められず、どうせならとサッシの枠にシリコンスプレーを塗布して、静音&スムーズ対策を施しました。
おかげで開け閉めはラクに、ガラガラ音もソフトになりましたし。
とにかく冬は暖かなところで伸びているのが飼い猫の仕事。
冷気を浴びながら寒い庭を見張るよりも、赤い電熱ヒーターをじっと見つめたり、ファンヒーターの温風を浴びてロン毛をなびかせるほうが、断然イイみたいです。
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