シソ十秒、牧草はダラダラ2017/10/03 19:30

先日、猫を予防接種へ連れて行ったついでに、チンチラの副菜について専門医のご指導をあおいで参りました。

ウサギ用の“食べていい野菜/加減が必要な野菜/NG野菜”の表がありまして、これの、チンチラに当てはまる部分と当てはまらない部分のチェックです。

 

さて、ズー君の大好物のシソ(大葉)・・・庭にたくさん生えてくることですし、もっと与える回数を増やしたいというのが詳しく確認したくなった一番の理由でした。

結論は、与えてもいいけれど、緑のシソの場合は“時々”“1回に1枚だけ”ということでした。

 

結局これまで通り、シソの葉を与えるペースは変えられそうにありませんが、時々もらえるという希少さ(?)が、ズー君にとって美味しさを倍増させる要素にもなるのでしょう。

 

時々という“加減”は人によってまちまちのようにも思いますが、とにかくやり過ぎなければ大丈夫。

というわけで、さっそく今朝は庭からつんできたシソの葉っぱをウサギとチンチラに与えました。

毎度のごとく「なんだよ、シソかよ」と、シソがケージに入るとおねだり熱がひょるるる〜っ冷めるウサギはさておき、チンチラのズー君は今朝もシソをひったくっていきました。

そして、まるでシュレッダーのように吸引、一気に食べるその速度は10秒くらいではないかと・・・そのうちストップウォッチでタイムをはかろうと思っています。

 

嬉々として遊ぶときも、好物を食べるときも、いちいち何かのアスリートみたいで愉快なズー君。

そんなズー君も、シソの葉の話を機に「そろそろ年に1度は歯のチェックをしはじめても良い頃合いですね」ということを、今回獣医さんに言われました。

すでに7歳が過ぎていて、しかも牧草をあまり喜んで食べない子なので、歯の具合は気にかけていたほうがいいそうです。

 

牧草・・・ウサギとデグーを見習いなさい、と言いたくなるくらいに、ズー君は牧草を喜んで食べません。

ペレットを食べ尽くしたあとは、次のペレットがもらえるまでの空腹時間を何かでつなぐしかないので、その間だけ、さめざめと牧草を食べています。

しかも、少しでも気に入るグラスを牧草の束から選り分けり、選り分けしいしい・・・ダラダラ、チビチビと食べる背中は・・・。

 

まぁ、栄養価の高い、おいしい部分だけ食べるという行為は間違いではございません。

が、ズー君からは明らかに違う意図を感じます。

 

そのぶん牧草の廃棄量が多くなるわけですが、それでも諦めずに牧草を入れ続るのは飼い主のお仕事です。

チンチラの静かな抵抗にあおうとも、硬い牧草をハミハミするのがげっ歯類の大切な務めですから、こちらもケチっていられません。


もちろん、捨てられる運命の牧草は、ただただもったいないです。


しかも、ケージの床の上に打ち捨てられた牧草は、必然的に放尿による汚染で食べられなくなってしまうので、ひたすら“モッタイナイ思い”を込めて廃棄しております。

 

こればかりは、動物それぞれに譲れない好みもあるのでしょうね。

いかんせんウチのチンチラ、正直シソの葉はどうでもいいので、牧草をシッカリ食べてくれるといいのになぁ。

そんな飼い主の願いよりもオレの願いだろう? という感じにも見えるショット。
砂浴びをしたあとなので顔についてるのは砂です。
ちなみに朝の砂浴びなので、はまさにアサブロです。
この毎日の朝風呂の後にケージに追加されるご飯は、わずかな副菜と牧草。
牧草を食べてもらうための苦肉の策でして、夕方までは苦行タイムとなっているのでございます。