頭も体もビッグに/オランダ獅子頭、アズマニシキ、ダルマ琉金ほか2018/10/24 16:54

春先にベランダのトロ船に引っ越した琉金型の金魚たちは、すくすくと成長して飼い主の手のひらよりも大きくなり、立派な見栄えになりました。

ジャンハムよりもゴールデンよりも、大きい……金魚スゴいです。

肌色のカシラと顔面がおどけたふうに見えるアズマニシキも、餌の時間になるとモコモコ顔で水面をガン見……とりあえず迫力がつきました。

餌の食べ方だって昔とはちょっと違っていて、素早くガツガツ食べるのではなく、“タメ”みたいな動きがあって優雅に見えます。

❇たぶん体と一緒に頭のコブも成長したため見えない範囲が広がり、餌が降ってきても素早い対応ができないだけだと思われる

 

こうなると、変な模様だろうと微妙なフォルムだろうと、単なる特徴が立派な個性として際立ってきて愛着がわきます。

以前なら奇妙だから笑ってしまうところも、今は「個性的な可愛らしさに顔がほころぶ」という変貌ぶり。もはや色眼鏡の度数が上がりまくりです。

こちらの赤い色が多くて少々単調に見えるアズマニシキも、より体が大きくなるにつれて、特徴的になってきました。(そばにいる白い金魚はダルマ琉金)

これまで金魚は、小さめの水槽で小ぶりに育てているのが基本でしたが、こうして大きく育ててみると、形や模様の魅力が倍増することがわかりましたし、体が大きくなると悠然とした泳ぎっぷりになる模様。金魚としてずいぶんサマになったのが妙に嬉しかったりします。

 


頭モコモコのオランダシシガシラです。シシガシラは2匹のうち1匹をエアレーションの不具合で亡くしてしまいましたが、無事だった個体は、もとからコブコブしていた頭がますます立派に盛り上がって、なるほど、名前の通りになりました。


そうやって頭が立派になったぶん、見えていたものが見えなくなり死角の範囲が増えたのか、頭と体のバランスを取らなければならなくなっているのか、理由はともあれ、ソロソロと静かに泳ぐようになっています。

 

そのおかげか新しい習慣ができまして、水換えのとき、時々一匹ずつそ〜っと、ゆるく触れて楽しむようになりました。

彼らの体が大きくなって動き方が静かになったからか、琉金以外はメスなので単におとなしい集団なだけなのか……ちなみに、和金たちの水槽はこうはいきません。

(フナ型の彼らはすばしっこくて忙しいお魚)

 

こちらの白い子たちは、新しくやってきた子たちで、2匹のダルマ琉金と1匹の雑種の琉金です。

雌雄はまだわかりませんが、連れてきたときよりも体のサイズがひと回りは大きくなっているので、よく環境に馴染んで、すくすく育っているように見えます。

新しくやってきた白い子たちも、古参の金魚たちみたいに、大きく立派に成長するのが楽しみです。


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