ストロベリーツリーのシーズン ― 2018/11/30 18:09
昨日は庭になっている“和の実”のお話でしたね。
今日は洋風の草木の実についてお話しいたします。
まずは、これから可愛いシーズンを迎えるストロベリーツリー。
夏の間のみ、木の肌も葉の色も微妙に暑苦しく見えましたが、過ごしやすくなればストロベリーツリーの思う壺。しかも、初冬の頃には花も実もなって、もっとも可愛らしく見える季節ですし、葉と木の肌の濃い緑と茶色のかもしだす雰囲気が暖かく、おめでたい木の西洋版って感じになります。

こちらは花です。
写真の左上に色づいている花が写っているように、花は白から淡いピンク色へと変化します。

こちらはだんだん色が濃くなっている途中の実で、最終的に優しい赤色になります。
すでに庭にいろんな種類の野鳥が次々に飛んできていることですし、いずれ熟れた実からトリに突つかれ、落ちてしまうでしょう。
ところで、この木は今年の台風で2度もダメージを受けたので、太い枝をたくさん切り落として、結局3分の1以下の大きさにサイズダウンしました。
それですっかりスリムになったわけですが、かえって大胆な手入れができて良かったのかもしれません。

アスパラガスの実は、ある時期から絶え間なくなり続けているものの、今は実の量が多くなっているので存在感が増しています。
このアスパラはトゲがある種類なので、生け垣の、大きな穴になっている場所をふさぐ目的で鉢植えにして育てていますが、よく実がなるので見た目もいい感じ……でも、触ると刺さります。
このほか、ヘンリーヅタの仲間も充実している株ほど実をたくさんつけました。
この実は地面に落ちると発芽することがあるので、落葉してすぐ、全てつんでしまいました。ただ、”斑入りヘンリーヅタ” は、大きくなりすぎず使いやすいツタなので、集めた種から育苗しようと思っています。

参考までに、こちらが葉っぱが薄い “斑入りヘンリーヅタ” 。
早々に紅葉した葉はあっという間に落葉して、裸の枝(ツル)に黒い実がたくさんついた姿でしばらく鑑賞し、実がしっかり充実するまで待ってからつみとりました。→種から育てるため

こちらが、葉が少し肉厚のヘンリーヅタ。(斑入りヘンリーヅタよりも勢いがある)
まだ木が若いので実は少ししかなりませんでしたが、それでも種は早めに回収。地面に落として育てる場合は少しばかり面積がいるので、今のところ ”増えない管理” をしています。
実がなる場合って、楽しい反面、実の量によって少し手間もいりますね。
そんなこんなで、実がなる植物たちが次々と実をつけているからか、それとも、これから実をつける花が咲いているからか、実と花とトリで時々庭が賑わようになりました。
たぶん、実りの季節になると、大声になるトリも混じっているからかな?
そんなトリたちの声を聞きつけて、愛猫の ”猫魂” にも火が灯り、目と爪とお尻がファイヤーなこの頃。
冷え込みが厳しくなる前の楽しいひとときです。
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