ベランダの金魚たちに冬到来2018/12/19 15:38

ベランダ(屋外)のトロ船で暮らす金魚たちにも冬がやってきたようです。

その中でも、濃い青水が出来上がっているトロ船の金魚たちは、少し前からほぼ餌をねだりにこなくなりまして、彼らの越冬モードはONになっている模様です。

 

ところで、もっとも早くから活動が鈍くなったのは琉金系の子たちでした。そちらのトロ船は12月に入ってから、時々水底の汚れを吸い出してから減った分の水を足すだけの、簡素な管理に切り替わっています。

餌やりも、沈下性のものを少し前までチョビチョビあげていましたが、食べる量があまりにも減ったので、今週に入って餌を切りました。

(あげても食べ残す/寒い時期は消化力も低下/食べたければ青水のプランクトンと水草で自給自足できそうな……)

内心では、屋外の琉金系グループは餌を食べなくなるのが早かったので、ちゃんと越冬のための体力をつけられているのかどうかが心配といえば心配。とくにオランダ獅子頭は真っ先に餌を食べなくなり、反対にダルマ琉金&琉金はいつまでも食べたがったので、食べ残しがないように様子を見ながら餌を投入するのがほんのちょっと面倒だったかな。

いちおう、トロ船の琉金系については、いざという時にまとめて移動できる水槽を準備しています……が、たぶん春まで大丈夫でしょう。(そう思いたい)

 

和金系がいるトロ船は、大小2つに分かれています。青水のトロ船の子たちはそこそこ元気に泳ぎ回っているものの、水温の低下で餌に対する反応は鈍くなりました。なので、今は1匹が1〜2粒食べる程度のわずかな餌を時々振り入れていて、今後も、その日の気温と和金の調子で餌をやったりやらなかったりになるでしょう。(どちらかというと餌を切っている日数の方が長くなります)

 

今回少々気になるのが、青水に微妙になりそこねたほうのトロ船にいる和金たちのこと。冬の前の手入れのときに、大丈夫だろうと思って多めに水を替えたら、あいにくディープな青水に復活する条件が整わずじまいに……。まぁ、かつて透明の水で越冬したこともあるので大丈夫ですが、できれば青水がよかったのにぃ〜と軽く不満をたれています。

とにかく水が透けているだけに、このトロ船の和金系の子たちは、まだ人影に反応して餌をもらいにくる個体が多数います。(混泳しているのは 和金/さくらコメット/朱文金)


水鳥対策の金網越しに、ムンクの”叫び”みたいな絶叫顔で餌をパクパク欲しています。

なので食べきれる分量だけ餌やりする日々ですが、日によって、水底に沈んだきり動かない子(大きな朱文金)もいるので、そろそろ全員が越冬に入って静かになる日も近づいている模様です。

 ちなみにこちらが水底に沈んだきりの朱文金。

水草の下でじっとしている様子に見入ってしまいます。