ミヤコワスレ2019/05/08 14:55

今年もミヤコワスレが咲きました。

ミヤコワスレといえば、もっとシックな濃い紫色の花をイメージしますが、庭に植えているのはどれもライトパープル色をした“青空”の花ばかり。

ミヤコワスレは花の期間が長いので、しばらく前に咲き始めていらい庭の方々で目を楽しませてくれています。

ほんとうは1箇所だけ、ピンクのミヤコワスレを植えているのですが、植え場所の条件があっていないのか何年たって大きくなりません。もっといえば、合わない場所に地植えにするとアッサリ消えてしまいます。なので、気に入った色のミヤコワスレを見つけたら、いくつか苗を手に入れて、植木鉢で少し大きく育ててから地植えにすると外しません。

それに鉢植えの間に、よく育つ日照条件とそうでない条件をある程度見分けられますし……。山野草は育てやすい草花なわりに、種類によっては、ほんのわずかな条件の違いでドバドバ増えるかみるみるすぼんで消えていくか、野草らしい表情を見せてくれるものがあって、ミヤコワスレはそのひとつだと思います。

 

カウントダウンしながら2〜3年で消えた場所は、そうでない場所といったい何が違うのだろう? といまだに不思議なままですが、野草だってバラみたいに咲く場所を選ぶのですよね、きっと。