ナイト・ローズガーデン2019/05/27 11:53

先週末、夜のローズガーデンへ出かけました。バラのライトアップは、アカオハーブ&ローズガーデンの初の試みということでしたし、じっさいにバラをライトアップしたらどんなことになるのだろう? という好奇心がわきまして、まだバラの終わらぬうちにと夜のバラ園へGO

参加者は少人数に限定されていましたので、夜のバラ園は穏やかで、静かで、ほのかなバラの香りが漂っていて「こんな雰囲気の庭を自宅に作ることができたら、夜だって憩えるのだなっ」……と脳みそ覚醒。

 

園内では、黄金色にライトアップされた“小枝ハウス”でお茶セットかお酒セットが用意されていて、どちらかを選べるようになっておりましたので、大喜びでバラ風味のお酒をチョイス。

散策の途中で休憩したくなったら、バラのお酒&ナッツ類か、バラのジュース&フロマージュのどちらをいただけるわけで、そう考えると入場料は思ったほど高くはないなと思いました。

まず夕暮れどきに入場して、園内で夜を迎えます。

園内バスでライトアップされているエリアに到着したら、かわいい形(スズランの花の形のような)をしたランタンを手渡されて自由散策を開始。


日が落ちる前と暗くなってからでは、花の表情が違って見えるのか、いつもと違う個性のバラを魅力的だと思いました。

ということで、この夜、とくに目をひかれていたのが黄色いバラ。

同じ場所の黄色いバラの写真を続けて並べてみました。

日が暮れてからの黄色いバラは暗さの中ではひときわ明るく、しかも味があるように見えました。ちょうどお月さんや星をイメージさせる明るい黄色は、心理的にも、夜の灯りのような効果があるのかもしれません。



空に太陽がいなくなっても、ひたすら明るく陽気な黄色かな。
ちなみに、自宅の庭では、今年の初めにようやく手にれた黄色いバラ ”ポエッツワイフ” がちょうど開花し始めているところでしたが、この夜、黄色いバラの魅力を再発見して期待が膨らんだのは言うまでもありません。

こちらは白系のバラ。昼間ならこの白バラの眩しさを美しいと思ったはずなのに……これが夜になると、幽玄とでも言いましょうか、バラだけに ”惑わし効果” みたいな感じが混入。

思っているよりもバラには表情がいくつもある……ということを夜のローズガーデンで知りました。

イングリッシュガーデン内の小屋の、小屋根から壁面に伝う赤いバラの様子。

夜の赤いバラは懐かしいというのか、ノスタルジックにも見えたりして……ここでもまた、赤いバラの新しい魅力を発見〜。まるでイギリスの演劇にでてくる舞台セットのようにも見えます。

イングリッシュローズガーデンのライトアップの様子です。

夜もメルヘンパワー全開でしたので、これがまた意外でして、愛らしい庭は昼夜を問わず愛らしいということなのですね、きっと。

いつもなら、景色の向こう側に空と海が広がっている空中ブランコ。

お客さんが多い日は行列ができる空のブランコも、この夜はいつでも着席OK状態で、もちろん乗りました〜。