パトロールの季節2019/06/04 14:21

久しぶりにラグドールのダン君の様子をばひとつ。

初夏以降、夜になると怪しげな虫やヒタヒタ歩く野生動物が出てくるようになって以来、ダン君は夜勤に精をだすようになりました。

その結果、朝の早い時間から爆睡するように。


 元来おっとり系のラグドールは、暴れないし、垂直に登らないし、声も小さいし、狩りに関心を示さない子が多いと言われていますが、時々暴れん坊がいることもあるそうで、ダン君の場合は遊び大好きなハンター……とはいっても短毛種の敏捷な猫のハント魂に比べればおとなしいものですが……。

 

で、先日も、益虫でありながら見た目が害虫なゲジゲジをほぼ完全体の状態で仕留め、その日はいつまでも興奮が冷めずに目がランラン……体内の興奮物質が切れて激しい眠気が襲ってくると、今度はスライム状になって爆睡しておりました。

猫だけに夜行性ごっこは楽しいらしく、当面は、夜勤の強い刺激に酔う日々が続きます。

 

その反面、これまで視線で追いかけまわしていたリスの姿を見逃すことにもなるわけです。

すぐに朝寝を始めるので、朝の早い時間に庭を通り過ぎるリスの気配に気づくこともありませんし、リスの行方を見張ることもありません。

朝、動物のシルエットがカーテンに……「ほら、いつものリスきたよ〜見なくていいの?」と爆睡中の愛猫に呼びかけたところで、言語通じるはずもなく……。

リスにしてみれば、見張られたり狙われたりといった、何者かに獲物扱いされているイヤな感覚がないのか、途中でヨイショと休憩していたりして、ダン君が寝てくれたおかげでリスに平和が訪れたらしい〜。

こちらとしても、猫の視線を気にしたリスがダッシュしなくて済んだおかげで、この日はリスの様子をゆっくり観察できました。

なるほど、そう考えると猫の夜行ごっこも悪くないですね。

ただし、今の時期のダン君は、夜中のパトロールだけでなく明け方のカラスたちのカーカー騒ぎの時間帯にも、枕元を行ったり来たりして寝ている飼い主の髪の毛をギュギュっと踏むというふうに、飼い主の寝ている間がせわしない……。

夏には夏の(夜寝ずに家中&室内をうろつき回る)冬には冬の(真夜中にほおずり&ホットなグルーミングを繰り返す→何度も起こされる)猫事情があるわけで、結局、それにも付き合わされているのよだなぁ〜と思うこの頃。

まぁ、こうやって落ち着かないのも猫がまだ若くて元気な証拠。愛猫に真夜中に叩き起こされたとか、寝てたら頭を踏まれたとか、ウン◯がお尻にぶら下がったままだったとか、ブツブツ言えるうちが幸せなのですよね。

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