体格差に悶々と/水槽の鯉のその後2015/10/13 18:31

今春、家に来たばかりの頃の鯉は、かなり小さくて、小さいが故に、体格差もそんなに目立ちませんでした。

けれど、夏が終わる頃には、ひと回り、ふた回りとそれぞれに成長して、歴然とした体格差がついてしまいました。

 

鯉を育てたのは、始めてだったせいもあって、今夏、鯉の水槽にはいろんな事が起きました。


特にミスったな〜と思うことは、エアレーションの加減。

 

というのも、夏の間、少しでも多くの酸素と餌を、より最小限の力で手にした個体が、やたら突出して大きくなってしまったからでした。

写真に写っている3匹の鯉のうち、遠近と関係なく、手前の金色が青白い色の鯉よりも、ふた回りも大きくなっています。

けれど春の頃は、大きな金色の個体より、青白い個体のほうが体が少し大きかったし、力も若干強めでした。


それが今夏、酸素が不足気味の環境に置かれるうちに、立場が逆転してしまった〜。

 

酸素が薄い中でも、そこそこ力を保ち続けたらしいBIG金色。

このBIG金色が、めきめき体を太らせ、威勢良く動き回るほどに、他の2匹の鯉の動きはダラダラと弱い感じになる・・・という事態が発生。

 

これはいかん、と気づいて、追加で2つ目のエアーポンプを設置してから、みるみる青白い鯉の元気は回復したものの、すでに体格差はついてしまっておりました。

 

とりあえず、体の大きさに関係なく、また金色と青白は対等に張り合うようになったので、2匹の鯉に、真っ向から相手に立ち向かえる平和(?)が、戻って来たのでした。

とにかく鯉は、運動で消費するものが多い魚らしく、餌ばかりか酸素もいっぱい必要とするみたいですね。

しかも、本来大きくなる魚だけあって、水槽の鯉用の餌でも成長が早めで、いくら小さいと言っても、それは成魚の鯉から比較すればチビというだけでした。

 「大きめの金魚と同じ」と思っていたのは、少し甘かったなぁ。

ということで、涼しくなってホッとしたところで、近況報告をしてみました。       (青白の鯉、美形? それとも人間臭くて不気味?)