気持ち良さそうに秋/ザ・ラークアセンディング(バラ)2015/10/20 19:59

今年の始めに地植えにしたバラのひとつ、ザ・ラークアセンディングが、秋に入ってまた花を咲かせてくれました。

夏に咲いた花は、あまり見栄えがしませんでしたが、冷涼な気候になって虫も減り、すっかり快適なのでしょう、咲いた花やつぼみに汚れや欠けがなく、とてもきれいです。


上の花が1日たった様子です。↓

それにしても、バラ初心者の不確かな管理に耐えて、今年、何回も何回も花をつけてくれたラークアセンディング、育てやすい品種なのかも知れませんね。

 

反対に、同じ時期に地植えにされたもうひとつのバラ “ア・シュロップシャイア・ラド” は、タフなバラのはずがまったく動きがないまま、1年を迎えようとしています。

つるバラだし、今は根を張ることにエネルギーを向けているに違いない、そう思いながら、現状“茎の生活”を続けるバラと化しているこの植物を、黙々とお世話中。

こちらのバラについては、とにかく、「生きている部分を守り続けるのだ」という目標を、達成するのがやっとでした。

いつか誘引用のフェンスにつるをはわせて、見事な花を咲かせる日が来る、そう信じて、花咲爺さんみたいに“茎だけの姿”に夢やまぼろしを見て過ごしているのでした。

 

 

何せ量販されている“バラ”とか“ミニバラ”しか育てたことがなく、しかも、病害虫で

8割がた死なせるというのが常で、マイナス100からスタートしたバラ栽培でございました。

 

そんな涙ぐましい努力を「ふっ」とハナ先で笑うかのように咲いたのが、半分くらいの手間でゆる〜く管理していたミニバラ。

この黄色いミニバラは、さすがに強い品種なのでしょうね。

バラ栽培のポイントを意識したお手入れを時々してあげるだけで、楽勝っと言わんばかりに咲いているのですから。


それにしても、バラは繰り返し咲くタイプのものでも、結局、綺麗に咲くのは秋と春なんだなーと、ラークアセンディングを見ていて実感しました。

特に、各シーズンごとの花の咲き方、自然から受ける季節的な影響を観察できたおかげで、少し理解が進んで、バラに抱く“難しい”というイメージが薄れたのは収穫です