牡丹が見頃2016/01/11 19:27

鶴岡八幡宮の “ぼたん庭園” に行きました。

これまで牡丹に格別な興味を抱いたことはありませんでしたが、庭にもっとゴージャスな花を植えてみよう・・・という思いから、牡丹はどうだろうと、今回覗いてみたくなりました。

なので、ぼたん庭園には、はじめての入場です。

 

牡丹のためのお庭なので、決して派手な庭園ではないものの、華やかな牡丹を見ているだけで気持ちが満腹になりました。

量より質なんですね、牡丹って。

普段、花より団子で、花を見てもこれといった感想を持たない家族が若干1名いるのですが、ボタンの花がとても分かりやすい花だったのか、強く心を掴まれた様子。珍しくケータイで写真を撮りまくる背中が、ちょっと不気味でした。

大輪の花で、しかも花びらがリッチでフワフワしていて、確かに一株庭にあるだけで心が満たされそうな花ですから、よほど気に入ってしまたのでしょう。

ところで、立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の〜というきれいな人を形容する言葉があります。

確かに、牡丹は美しい人が座る姿を現しているのかもしれませんが、側にいる人を、そういう気持ち(すぐ横に寄り添いたくなる)にさせる花なのかな〜とも思いました。

 

というのも、今回はじめて牡丹の写真を撮ろうとした時、不思議と、牡丹が咲いている真ん前やすぐ横に座りたくなってしまって、なので、牡丹のすぐ側の敷石や布石に座って写真を撮っていました。

なので、人をそんな気持ちにさせる花でもあるのだろう、と後になって思い返したりして・・・。

個人的には、この花に近づきたいと思うと、すぐ側に顔を近づけて、一緒に首をふんわりとかしげてしまうような花が牡丹、という感じでした。

 

で、“神苑”の牡丹園を、鶴岡八幡宮へ向けて抜けると、横の池ではカモメとカモと鳩が餌を求めて大騒ぎをしていて、とても賑やかでした。

こちらは花より団子の鳥たちで。




池の中央に伸びている桟橋には、ダイサギもとまっていて、上空を見上げれば飛びがグルグル旋回中という具合で、たくさんの鳥に出迎えられて牡丹園を後にしました。