気の早いユキヤナギ2016/02/16 17:08


先週末の暖かな嵐のあとに、ユキヤナギの花がポツポツ開いていました。

それなりに大きな木に8〜10個なので、咲いたといってもほんの少し。

ですが、同じユキヤナギでも、花の大きな品種ということがあるせいか、裸木の上でとても目立ちます。

 

確かに、あれだけ暖かだと、勘違いしてしまうかも。

昨日も、雨水がぬるすぎたのか、カエルが目覚めて鳴いていた、と書いたばかりですし。

 

暖かな春を待ちわびている生きものたちは、そうやってフライングしてしまうのでしょうが、それなりに季節感が合っていて、順当に来ていた生きものは、反対に少し慌てた様子です。

 

ということで、クリスマスローズは「これは急がねば」といわんばかりに、たとえば1輪だけ咲いていた鉢ではドバッと8輪も咲いたり、土スレスレの所でのんびりしていたツボミばかりの鉢も、気が変わって花芽が立ち上がり咲く体制になりました。



結局、冬に逆戻りした昨日今日は、朝晩の気温は1度、2度と真冬並みで、今後も最低気温が低い日が続くという予報。

なので、百花が咲く頃の季節と勘違いして、フライングしてしまった生きものたちは、今頃、身の凍る思いをしているはずです。

 

特に植物はまだいいとして、先日の暖かな晩に鳴いていたカエルは、体が冷め切る前に身を隠たのかなぁと、どうにもならない心配してみたり。

(きっとその辺はカエルも素早く立ち回っているでしょう)

 

反対に、平常運転に戻ったクリスマスローズたちは、見てのところ、たいしたダメージを受けた様子もなく、慌てるのを止めて、静かにしている風です。

この調子なので、これから咲く花をゆっくり楽しむことができそうです。