生きもの見聞録

今秋も咲き始めの頃は、きれいな色形の花びらを広げられるのかどうか疑っていて、いかに、これまでのボレロが不振続きだったかを思い起こしておりました。

ツボミも１つだったしなぁ。

ところが、開いてみれば、すっごく可愛いボレロが完成していて感激。

期待していないところへ期待値以上の花を咲かせると、かなりサプライズ効果がありますね？たった１輪でも、やや大きめのきれいに整った花を愛でることができました。

ところが、開花をキメたその翌日には、これまでにないソフトで爽やかな甘みの芳香を周囲に漂わせて、“ボレロの本気”にすっかり感動。

あぁ、もしかして、いいバラを手に入れたのだなぁ・・・と、やっと実感した次第です。

なにせ、これまでは顔を近づけないことには香りもしませんでしたし、花もたいして見栄えがしなかったわけで・・・。

 たった１輪でもこの存在感と芳香力。

ならば、もっと充実させられたらどんなにか素敵だろうと、頭の中に咲き狂うボレロの幻想を思い浮かべて、モチベーションを高めた今日でした。

バラの話題をもうひとつ。

こちらのバラは、先日、手に入れたばかりのオレンジマザーズディ。

原付に乗せて突っ走ったので、散ってしまった花もちらほらありますが、今が、育て方の実力の高さと、バラの素敵さの両方を堪能できる瞬間でございます。

これがしばらくすると、素人栽培らしく落ち度を感じさせる部分があちこちに目立ってきて、バラにしごかれる日々が始まります。

目標は、いつか上の写真のように咲かせられるまでになること。

いちおう、このバラはなかなか強健らしいので、大丈夫じゃかなろうかと思っています。