魔法の箱でつんつん病が消えたなら/ラグドール ― 2016/11/29 20:51
『宅配便が届けられるたびに、いろんな箱が来ては去り来ては去りして、これまでの猫生で、いったい幾多の箱が俺の目の前を通り過ぎていったことだろう。
無傷のまま消えたやつ(箱)もいれば、へしゃげて崩れ去ったやつ(箱)もいたっけか。
気づけば、俺のもとに残ったのは2箱だけ・・・これからも長い付き合いなるやつらだ。』
(箱が持つかどうか)
というわけで、現在ダン君が気に入っている箱は2つあって、両方とも幼猫の頃から愛用しています。
ひとつは簡易ベッドになっているワインが2本入る箱。
もうひとつは、“天然水20リットル”の入る箱で、この箱では、遊んだり隠れたり、気分を仕切り直したりと、とにかく用途はいろいろです。
(各箱は年に1度更新していますが今年はワインの箱を更新できませんでした)
さて一番上の写真は、猛烈に遊んで欲しいのに、いくらツンツンと飼い主をつついても応じてもらえず、シケた顔で箱に入って“チラ見る作戦”に変更しつつ目ヂカラ発揮中の様子です。
結局、別の家族がかまってくれたので、運良く遊んでもらえたダン君、「やっぱ箱っていいよなぁっ」という感じが下の写真です。
というのも、飼い主の誤った対応がパターン化してしまって、ひとつだけ「う〜ん(困)」となっている行動がありまして・・・。
ことは幼猫期の頃、食卓で飼い主が食事をしている時にはじまったことでした。
「遊んでくれ」「かまってくれ」「ねぇねぇ、ねぇってっ」と、完全指名状態でツンツンつついてくるものですから、紙ボールやストローを投げるなど、即席オモチャで猫の気をそらしておりました。
“集中ツンツン砲火”を喰らう側としては、落ち着いてダイニングの椅子に座っているができないので、つい適当にあしらってしまいまして。
これがいけなかったようです。
ちなみに、ダン君は食べ物にほとんど執着がなく、たまにプリンのカップをほんのちょっと舐める程度で、基本はドライキャットフードしか食べません。
なので決して、人間の食事中に「ヒトの食べ物をよこせ」という意味でツンツンしているわけではなく、単に、ダイニングの椅子に座る飼い主めがけて闇雲にツンツンやる、という状態なのでした。
おかげで、体重面では煩わされずに済んでいますが、そろそろこの“ツンツンかまって病”は見過ごせないレベルに達しつつもあって、この頃はリビングの椅子に座ってもツンツンするようになっています。
椅子に座る飼い主→ツンツンしよう
無視される→ツンツンに肉球圧を加わてやれ
無視続行される→圧力+軽く爪を出して引きながらツンツンだ
少し前から、ツンツンしてきたら “抱っこ” して、猫の要求とは微妙に違う対応をしていましたが、猫的には「ま、これはこれでいいか」ということらしく、相変わらずツンツンは止みませんでした。
いえ・・・むしろ、ツンツンは減るどころか、バリエーションが増える気配も。
たぶん、「チッ抱っこかよっ。まぁかまってもらえたからには、あと一歩でゴールだ、それツンつくテンテン・・・」といった感じで、さらに誤った学習が助長されたのかもしれません。
そんなこんなで、今、考えているのは、このお気に入りの箱とツンツン行為を、飼い主以外の人間に関連付けられないかな〜ということ。
→家族Aだけにツンツン
→ツンツンは成功し箱遊びもしてもらえる
→やっぱツンツンは◯◯に限る
このプランだと家族の協力がいりますね・・・いずれまた、進捗状況をご報告いたします。
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