花菜ガーデンのバラ2019/05/28 17:04

成り行きとはいえ、今年はバラ園巡りの年になりました。

……というわけで先日、花菜ガーデン(カナガーデン)にもバラを見に行きました。

カナガーデンは5〜6年ぶりになるでしょうか? 久しぶりとはいえカナガーデンのバラ園は相変わらず庭づくりの示唆に満ちていて、完全にバラの初心者だったとき訪れたときよりも、今回は勉強になりました。

その昔、まだ元気だった花友達の一人が、「カナガーデンに行くとバラにあう花々や庭作のアイデアをもらえるよ」と言っていたことがありましたが、たしかに、今回はお手本にできそうなことをたくさん見つけられました。それに、わからないからといって片端から全てをやっていると、庭が狭いだけに時間もお金もたりません……なので、「コレをココに植えるとこんなふうになるよ」とじっさい見せてくれると、やり方がわかって気がラクになりますね。

 

ともあれ、バラ園ではどのバラからも等しく癒されますが、バラ園によって受ける刺激や発見が違っていて、これは豊かな経験ができたなぁと思いました。

 

ゆるゆるとローズガーデンを散策していると、壁面にアルベルティーヌ(アルバーティン)が咲いているところに通りかかりました。

「あぁこの子はウチの庭で咲ききれずにいる子だね、たしか名前はアルバーティン……」この瞬間、おんやぁ〜って思いましたね。

それというのも、少し前のブログで、マダムアルフレッドキャリエールのことを、アルバーティンと間違えて掲載してしまっていることに気づいたからでした。

5/10のブログはアルバーティン→マダムアルフレッドキャリエールに訂正済みです 掲載の誤りをお詫びいたします 上の写真がアルバーティン(アルベルティーヌ)

 

自宅のアルバーティンは、庭の北側に地植えにしていらい惨憺たる姿をさらし続けています。すぐそばで、マダムアルフレッドキャリエールが勢いをぐ〜んと増していても、アルバーティンは鳴かず飛ばずの記録を更新中。

まぁ、植え付け後、1年経ってから少し植えた位置をずらしたりしたので、そのダメージもあるのだろうと思います。それに、強くダメージを受ける体験をしたわりに枯れることなく伸び続けているので、かなり生命力のある強いバラには違いないようです。


とにかく仕方がないので、「トゲがすごいね」と沈黙のアルバーティンに語りかけつつ、今はひたすらチマチマとツルを誘引する日々。こうしてグサグサ刺されながら再び花が咲くのを待つのもバラ育苗の醍醐味かと……。

なるほど、アルバーティンは充実するとこうなるのですね? ウチで咲くアルバーティンの花のサイズが小さめなのは、てっきりスパルタンな環境が原因かと思っておりました。

なので木の年数がたってもっと落ち着いたら、いずれ大きな花が咲くだろうと想像をしておりましたが、常時、甘くてコンパクトで可憐な花が咲く模様です。

それにしても、早くその日がこないかなぁ〜。

 

そのほか、バラ園で見た花々をいくつかpickup。こちらは、いつどこで見てもステキなモリニューです。優しくてレトロな雰囲気に惹かれます。

 

今回とてもステキに見えたバラのひとつ、ボビージェイムスも1枚。元気いっぱいでぱ〜っと弾けた感じもいいですね。

 

赤いのに繊細さをかもしだしているフロレンティーナと……


きれいに自己完結している感じがする赤いゴスペルと……。


実は、ウチの庭で地植えにしたばかりだった唯一の真っ赤なバラ、レメンブランスの赤が、冬の間に完全に枯れてしまいました。

なので、気を取り直して真っ赤なバラを物色開始中。

この日、フロレンティーナってステキだなと思いましたが、赤いバラの木を枯らしてしまったばかりなので、慌てて決めずに、庭の環境条件合いそうな赤いバラをこれから時間をかけて探そうと思っているところです。

 

というわけで、今回もカナガーデンの販売所でバラを物色。

帰り際にGETしたバラの苗木はプリンセスシャルレールドゥモナコでした。苗木だったので花は1輪だけでしたし、帰宅後すぐに散り落ちてしまいました。

参考までに、こちらの写真はバラ園のプリンセスシャルレールドゥモナコです。

プリンセスやクイーンの名を冠したバラはどれもこれもステキですが、気に入ったのがこちらのプリンセスでございました。

こだわりとか好みが磁石のように作用するのか、どうしてもこういう作りと色と雰囲気のバラに吸い寄せられてしまいます。


ちなみに、どのバラ園でも、気がつくと ”ボレロ” のそばに長い間つっ立っていて、何枚も写真を撮っていたりします。おそらく、好きなバラナンバースリーに入るバラだからだと思いますが、ウチの庭にあっても、どこかの庭にあっても、もっとも好きなバラのそばにいたくなるものなでしょうね。

 

あと、これから品種登録されるらしいジューシーテラッツアというバラも、陽気な雰囲気が面白かったので合わせてGET

こちらがそのジューシーテラッツア。つぼみはオレンジ、咲いたらピンクとオレンジのグラデーション、開ききったら淡いピンクへと変身。

新品種なので詳細はわかりませんが、見た感じでは小さめのブッシュ状になりそうな感じがするバラなので、うまく育てて花壇の手前や木のたもとに植えられたら華やかになるだろうなぁと勝手に妄想しています。

しめくくりはカナガーデンの花畑。
矢車菊やケシの仲間が風に揺れる光景は、いつ見てもナチュラルで爽やか。
花畑もローズガーデンも心がほぐれます。

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