爪研ぎのリニューアルとマタタビ2019/08/09 15:48

愛猫ダン君のお話です。

ダン君はどちらかといえば小柄なほうとはいえ、ラグドールはもともと大型の猫なので、ダン君の爪研ぎは成猫になってからはビッグサイズのものを使っています。


そして、先日は年に一度の爪研ぎの交換を行いました。

家の1回と2回に1台ずつ設置しておりますが、だいたい1年くらいたったあたりで、爪研ぎからボロボロと崩れ落ちるダンボール屑の分量がふいに増え始めるので、散らかり具合を取り替えのサインにしています。

 

2台あるおかげで、年に1回の交換で済んでいるのかな……たぶん。

 

そして爪研ぎが新しくなるときの行事になっているのが“マタタビでトリップ”でございます。

爪研ぎに付属しているマタタビは、残念ながらダン君には効かないので、もっともよく効くメーカーのものを新しい爪研ぎに振りかけます。

 

以前もお話したことがありますので重複しますが、マタタビは年に3〜4回程度しか使用しておりませんが、使うときは、必ず爪研ぎのところで使うようにしているので、ダン君にとって爪研ぎは気持ちよくなれる場所。

 

すごいな〜と思うことは、年に数回しか使わないというのにマタタビのことをとてもよく覚えていて、マタタビの箱を取り出すと、ニャオニャオ言いながら爪研ぎのところにスタンバイして、粉をふりかけられるのを待つこと。

 

ということで、今回も爪研ぎの更新ついでに、お気に入りのマタタビ粉をふりかけて、NICEトリップしていただきました。

 さっそく新品でガリガリ……「こにマタタビの粉がある〜」とでも言っているふうに、マタタビの粉がふりかかった位置でガリガリのアイドリング。

 

インナーワールドへの旅が始まりました。(肉球についたマタタビ粉をなめています)

 

宙を見て「ヤッホゥ」? 音を見ている?? 空間の何かと交信中。

いちおう、ダン君が宙を見てランランとするたびに、目線の先を追って探してみますが、目を凝らしても透明な空気があるばかり。いったいどんな様子だか、教えて欲しいものですね。


寝っ転がって「ココ誰〜?」。スリスリしたり、ウットリしたり、遠い目になってボンヤリとしたり、同じトリップでもスリスリやボンヤリは、宙を見るのとはまた違うモードなのでしょうね、たぶん。

 

マタタビが効いている時間は、だいたい5分あるかないか。
なので数分間、夢のニャンコワールドにひたったような、出張・豪華ご満悦コースって感じです。
日常の延長で考えると、もし愛猫が宙に何か夢のようなものを見たとしたら、虹色のゴキブリとか素敵な羽根のはえたダンゴムシとか……そんな感じになるのかなぁ。
しかも、マタタビの効力が切れると、アッサリと何もなかったみたいにフツーのダン君に戻るので、その豹変ぶりがまた面白かったりもします。
いちおう、人間でいうところの ”温泉” みたいな効果らしいのですが……。
幸運なことに、ダン君は爪研ぎ以外の場所で爪をガリガリ研ぐことがないので、それだけに、ガリガリウォールはダン君にとって、すこぶる気持ちの良い場所であり続けなければなりません。
……と、勝手に飼い主が決め込んでいるだけとも言えますが、いずれにしろ、もはや爪研ぎは道楽。

そのおかげで、このガリガリウォールは、”爪研ぎランド” 兼 ”異世界へのポーター”となっておりまして、ウチと同じようになっている猫の飼い主さんもそれなりにいるのではないかと思います。

ちなみに、親戚の猫一味は、ありとあらゆる爪研ぎを無視して家の壁や柱で研ぎますし、その昔ウチにいたネコたちもカーテンや壁面を駆け上っては高所に陣取っていました、なので今の愛猫がウォール信者で大助かりです〜。

 


マタタビは効きすぎる子もいるので、よく様子を見ながらお使いください。

❇︎ラグドールは一般に穏やかな気質で破壊と殺戮が少ないと言われていますがヤンチャな子も中にはいるそうで……個体の性格は様々と理解しておきましょう。

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