フヨウとムクゲ2018/09/18 14:22

まだまだフヨウの仲間が咲き続けていて、この花の期間が長いことに気付かされます。

しかも、強い。

実は、鉢植えのムクゲが真夏に水切れを起こして、最初に咲くはずのツボミが葉っぱごとしおれてしまい、きっとダメージから回復できない部分がけっこうあるだろう〜と思っておりました。

なので、今年は花が見られなくても仕方ない……と。

ところが、ある程度回復したらしい先日から、ようやく遅ればせながら開花がパフパフ始まり予想よりも元気に花を咲かせる様子に驚かされました。

うしてみると、いちどしおれて弱っていた木、とは思えませんよね。

何事もなかったように大きな花が咲くと、感激してしまいます。

花の裏柄も、葉っぱも、キレイですね。


まぁ、隣家のムクゲが毎年のように半分以下に切り戻されても、新芽の季節になると幹から新枝がドバドバ生えてくるので、復活が売りの植物だろうと思っておりましたが……ともあれ、こうも素晴らしい生命力を見せてもらえると、こちらも元気になります。

 

せっかくなので、フヨウの仲間たちの様子もひとつ。


こちらは、盛夏に入る頃からひたすら咲き続けているタカサゴフヨウで、今現在も咲いています。このフヨウは、こぼれダネでドンジャラ仲間を増やすパワーの持ち主です。


花は1日でしぼむとはいえ、日当たりがよい場所ならたくさんのつぼみをつけるので、毎日のようにいくつかの花を見ることができます。

花は直径4センチくらいかな……ほどよく可愛らしいサイズで、全体の樹高も60〜80センチにおさまってコンパクト。もちろん剪定にも強いので「やっぱりフヨウ」って感じです。

 

こちらの花の写真は……蚊に追われる中で必死に正気を保ちながらカメラと奮闘、やっとシャッターがおりたと思ったら逆光……わかりづらいかもしれませんが、時々登場しているアニソドンティアの仲間です。

このアニソドンティアは、低い木に細い枝、2,5センチほどの小さな濃いピンクの花が咲く種類です。

フヨウやムクゲと同じアオイ属だけに、花や葉っぱの様子が似ていいて、違いといえば、アニソドンティアについては初夏の頃からずっと花が咲き続けている点でしょうか。

 

そんな彼らのシーズンもあと少しでおしまいですね。

あとは、もう咲いてもいいハズの赤いモミジアオイが咲くのを待つばかりです。



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