アメリカフヨウ(ピノットグリジオ)とヒメフヨウ ― 2019/07/31 16:12
夏のフヨウが咲く頃になりましたね。
隣家や鉢植えのムクゲはまだツボミの状態ですが、昨年お試しで庭植えにしたアメリカフヨウ/ピノットグリジオは、つい数日前から咲き始めました。

フヨウというと、少し横に枝を広げながら成長する木を思い浮かべますが、このアメリカフヨウは木ではなく“草”です。(冬は地上部分が枯れる)草丈40〜50センチと背が低いところへ、大人の手の平くらいの花がドンと咲くので、見慣れないせいか不思議な感じが……。
花は1日でしぼむものの、順番待ちのツボミが大小様々に膨らんで順繰りに咲いていくので、それなりの期間、花を楽しむことができるはず。
それにしても、花が大きい……。
バラのマチルダみたいに、花は白地にラブリーなピンク色がのっていて、こんなにキャピキャピなフヨウは他にいないでしょう。
これから毎夏、庭で咲いてくれると嬉しいです。

こちらはヒメフヨウの一種です。(たぶんアニソドンティア・サンレモクィーン)
コンパクトなタイプの常緑のフヨウで、背丈は140〜150センチ程度、花の径も2センチと小花です。

このフヨウは春からずっと咲き続けていて、夏も、秋も、こうして咲いているので、つい話題にするタイミングを逃してしまいます。

で、今年は夏の花に混ぜられたわけですが、こうして改めて写真で見ると、他のフヨウの姿形に似ているのがよくわかりますね。
……あとは、庭のムクゲと、勝手に方々から生えてくるタカサゴフヨウの花が咲いたら、庭にある夏のフヨウは勢揃い。
暑い中でも力強くキレイに咲く花を見て、元気をもらいましょう。
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