庭の変化とコジュケイ一家と ― 2019/09/25 17:58
そんなわけで、もうすぐこのブログも6年目になりますが、この数ヶ月間は庭に生きものの姿を見つけにくくペースダウンしています。
そんな中で、とくに環境の変化として感じる出来事が3つありまして、今日はそれについてひとつお話しを……。
変化のひとつ目は、アブやハチが激減してしまったことと受粉を昆虫に頼っていたいくつかの実のなる庭木に実がならなかったこと。とくに初夏〜夏の頃に実がなる木は春に受粉できず仕舞いになったので、庭にいつもの景色を見ることができませんでした。
ふたつ目は、餌の少ない季節になると庭へ訪れていた2〜3の野生動物が、ずーっと庭へやってきて餌さがしをしていることです。
(リスやコジュケイなどは暖かくなると庭に来なくなっていた)
まぁ、住むところも餌場も追われてしまったわけで、住みかは別としても、餌場がヒトの住む領域にと大きく重なるのは仕方がないことだろうな〜と思います。
なので今年の夏は、室外機の風を避けるためにリスが台所の出窓の上を “マイ道路” にしていたり、コジュケイが頻繁にやってくるようになったからか、愛猫がコジュケイにさほど感激しなくなったり……。他にも、出窓のガラスの上にいるリスを腹側から見られるようにもなりまして、日常がスゴく変化したと感じずにはいられません〜。
みっつ目は……モグラが過去に例がないほど庭に出現……一時的なことだろうと思いますが、なんとなくモグラの数が増えている感じがします〜。(壊れた森から逃げてきた?)
そういえば以前も、すぐ近所で何日間かチェーンソーが使われたあと、一時期モグラが庭に増えたかのようになったことがありましたので、たぶん森がなくなった影響もありそうです。
とにかく、今は庭じゅうにかつてない規模で小穴があいているだけでなく、大きなモグラ塚がいくつもいくつもあって、目下、地中にいるのはいつもの小型のモグラだけではない模様。
どっちにしろ、いろいろと庭に植えても無駄になるのが目に見えていますし、すでにトレリスやガーデンフェンスを倒されてしまっておりまして、それで傷んでしまったクレマチスをやむなくサイズダウンしたり……そんなこんなで、今はガーデニングに力を入れられず、休み休みやっている感じです。
さて、すっかり庭が寂しくなったところをモグラにボコボコにされて、ハカイダーのテーマが流れてきそうですが、それなりに楽しい光景を見ることもできています。
たとえば元気なコジュケイファミリー。すくすく育った子どもたちがすっかり大きくなったので、なんとなく写真に撮ってみました。


6羽、親鳥が混じってマス。たくましく生き抜いていますね。
子どもたちが大きくなったぶん鳴き声が増量、にぎやかです。外来種とはいえずいぶん昔からいるからか、すっかりなじみのトリになっちゃってますね。
動物たちの、変化に対応しながらしたたかに生きている様子に元気をもらっています。
というわけで、以前と同じとはいかないにしても、今現在の残された環境の中で、あるていど復活再生する部分もあるはずです。どんなふうに落ち着くのかな? 興味深いですね。
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