寝て休んで遊ぶのが仕事/ラグドール2019/10/03 13:32

今日は愛猫のダン君/ラグドールのお話です。

寝て・寝て・休んで・遊んで、の繰り返し……ニャン獣100%な日々が続いています。

 

そんな平穏無事な毎日をかき乱すのがワクチン接種の日。

この日は「いよいよニャン類最後の日がきた」みたいな騒ぎになる日です。

 

ということで、先日、一年に一度のワクチン接種に連れていかれて、行き帰りの道中は赤裸々なまでに鳴き叫び放題。

とにもかくにも移動が大キライらしく、まるで、猫さらいにどこかへ連れて行かれていると言わんばかりに悲劇的に鳴き叫びました。


ちなみに、自宅から獣医までの移動時間は片道10分ほど。早ければ5〜6分で到着することもあるくらいに近所。

 

ストレスMAXになるほどに、壮絶な道のりではないのにな〜。

 

それにしても、背中に背負われて原付きで移動しようと、車に乗せられて移動しようと、移動中の物々しさは半端じゃありません。このあたりは、ダン君の過去の体験と、ダン君の性格が融合した結果なので、こちらも慣れるしかありません。


とはいえ、移動=悲劇という構図をもうちょっとどうにかできないかなぁ〜。


というのも、獣医さんに到着して待合室で待っている間は、鳴き方はノーマルになっていて鳴き声もトーンダウン。さらに診察台にあがると、お利口さんに見えるくらいにおとなしくしていて、毎度のように借りてきた猫と化すのですよね。

これはダン君なりの法則によってそうなっているわけで、たとえばニャンコによっては、診察台に乗ったが最後、我を忘れて悲鳴をあげながら空中をかっ飛ぶ子もいたりするわけで、何がOKで何かNGなのか、性格的な影響ってそれなりにあるような……。

ともあれダン君は病院や診察台に対しては今のところOK、移動アレルギーだけで済んでいると思うほうがいいのかもしれませんね。

 

ところで、今回のワクチン接種では、いきなり体温計にご立腹。検温はすぐに終わるというのに、検温中ニャイニャイニャイニャイと文句を言って怒っておりました。あれ〜?機嫌が悪かっただけなのか、それとも体温計を新たな敵と認識したのか?

いつものように注射は平気でしたが、来年あたり、こんどは注射が苦手になっていたりして……来年のことを言っていたら鬼に笑われますね

 

つくづく、思い返しても、子猫〜成猫になるまでの期間のほうが、移動に順応することができましたし、今よりはそういった変化に対して強かったのですよね。じっさいに若い猫のときのほうが、移動の回数も多かったし、移動の距離も長かったです。

ところが大人のニャンコになって以降、病気も怪我もなければよそに預けられることもなく、毎日のんべんだらりと暮らす日々がひたすら蓄積するばかりになっておりました。いい意味で平穏無事な生活を送れているわけですが、「変化ってものは窓や網戸越しに眺めるものであって、じかに体験するものではない」というのがダン君の日常(常識)になっていて、「移動が敵」になったのでしょう。

 

ところで、今回のワクチン接種の後、通院の疲れから一日半もダラダラ眠りっぱなしになりました。どのみち、接種後1日は安静にしなければならないので、今回は注意して見ておく必要がなくてラクでしたが、以前は、半日〜1日以内には、遊びたがるし走って回るしでハラハラしていたので今年はいつもと様子が違っていたような……。

まだ6歳なので、まだまだ若いとはいえ、通院の疲れが抜けるのに前回よりも少し時間がかかった模様。

 

そんなわけで、やっといつも通りに「あそぼ〜よ〜」とおねだりしたのは一日半たってからでした。

回復するや「遊ぼうよ」「遊んでよ」のサイン。

遊んで欲しいときのサインはいくつかありますが、そのうちのひとつ、オモチャが並んでいる棚のところに陣取って気を引く方法を写真に撮ってみました。

手の届くところにあるオモチャを落としたり、オモチャとヒトを交互に見ながら鳴いたり、好きなオモチャを見上げて鳴いたり……この方法で遊んでもらうことに成功しているので、ヒトを遊びに誘う必勝パターンになっています。猫好きのお客さんもこの ”遊んでサイン” を知っているので、いい具合に遊び相手が増えていたりもします。

 

黄色いアヒルは最初に落とされるオモチャで、その一段上の青い金魚の紙風船は2番目に叩き落とされるオモチャ。

独り遊びのときでも、黄色いアヒルや青い金魚を落として戦意をたぎらせている模様、遊びたいときや八つ当たりにもってこいって感じです。

他の魅惑的なオモチャは届かないところにあります。

お気に入りのトンボは、すぐに羽がもげる運命。すでにボロボロになっていますが、ヒラヒラかしゃかしゃいうリボン部分がとれるまで、使い倒されます。

ダン君の毛で作られた興奮の毛玉ボールと、使いようでバッタみたいに跳ねたり跳んだるするストローも、お気に入りアイテムのトップスリーに入ります。

ダン君からは見えないか手の届かとどかないところに置いてあるオモチャは、魅惑的なものばかりで、この棚はオモチャがでてくる魔法の棚になっています。

 

余談ですが、黄色いアヒルは手人形で、ヒトが手にはめた場合はダン君の“トラウマ”が発動して、しょぼしょぼと萎縮してしまいます。でも、アヒルが棚に置かれているときはバシバシ叩いて遊んでおりまして、黄色いアヒルそのものが恐いわけではありません。

おそらく手人形がトラウマになった原因は、手人形との戦いそのものがダン君にとってキツイ体験だったらしく、黄色いアヒルだけでなく世界中の手人形がトラウマ対象になっています。

なのでダン君の前では、手人形は手にはめないようにしていますが、こんなことなら、もっと手加減すればよかったなぁ〜と深く反省いたしました。

この出来事も、あるていどニャンコの性格的なところが影響しているとも思います。というのも、手人形がグエグエ鳴きながら襲ってきても超然と挑む子もいるので……。

おっとりラグドールらしい一面は、手人形とのバトルをウザくてキョーフなものとダン君に認識させたのかなぁ。

コメント

トラックバック