静かな津軽錦2019/11/28 17:56

今日も津軽錦は元気です。

我が家にいるどの金魚よりも、とても静かで穏やかに泳ぐからか、いつ見ても、薄い花びらみたいな繊細な姿に見入ってしまいます。

 

餌のときも、降ってくる餌を追いかけてパクっとやりますが、それもまた静かなもので、

まるで彼らにだけ違う時間が流れてでもいるかのよう……なので、津軽錦の水鉢を覗き込んでいるときだけは、す〜っとクールダウンします。

 

水もあまり汚れず、いつも澄んでいる感じがしますし。

 

そんな穏やかな彼らなので、写真を撮ろうとカメラを構えたときに、金魚の動きに合わせて忙しくシャッターを押す必要はありませんが、薄くてふわふわと動く大きな尾ヒレが、フレームからはみ出すこと度々です。

「うっっまた撮り損なった」「あっ、またはみ出した」「あ〜もうっ」……という具合で、水鉢の外でカメラを構えるこちらの姿が滑稽に思えてくるのでございます。

実は、育てはじめの頃はこの2匹の静けさになかなか慣れなくて、餌の食いつきが悪い?どこか弱っているのかな?……と気を揉みました。1ヶ月2ヶ月と過ぎて、あるとき「本当にこういう子たちなのだ」と理解した瞬間は、とても新鮮で、脳内シュワ〜っと弾けた感じになりました。

 

初めて育てる津軽錦なので、たまたま、おとなしくて悠然としている子が2匹揃っているだけの可能性もありますが、ともあれ、金魚には華やかで楽しい金魚もいれば、ひょうきんで笑える金魚、そして静かで穏やかな金魚もいて、いろいろに癒されています〜。