アカヒレの水鉢/冬2020/01/30 14:50

かなり久しぶりに、屋外の水鉢で飼育しているアカヒレ/コッピー(ゴールデン)の様子についてお話しいたします。

 

アカヒレは暖かな水環境のほうがよく育つお魚らしく、室内飼育では年々増えます。

(稚魚がいるときの水槽の水の扱いは慎重に)

 

そして屋外でも、湘南〜三浦は温暖な土地だからか、庭の水鉢のアカヒレは、子孫を残しながらちゃんと越冬もするので、すっかり庭で暮らす生きものの仲間になっています。

(何年かに1度何匹か追加で足すことがあります)

(屋外の水瓶ではゴールデンのほうが見つけやすく状態の把握をしやすいです)

 

昨年、試しに庭の西側に設置した水鉢のアカヒレは、今年の暖冬の恩恵を最も受けているらしく、少しでも明るく晴れた日には活発に泳ぎ回っています。庭の西側といえば、夏場は暑さと乾燥に見舞われますが、土でつくられたカメだと水が極端にゆであがるようなこともなく、無事に夏を過ごすことができました。(もちろん直接西日が当たらないように配慮しています)


で、冬はどうかな〜と様子を見ていましたが、北からの寒風がまったく吹きつけない場所なので、水温が極端に下がることもない様子。水鉢は、ウチの場合は庭の北より西のほうが管理しやすいのかもな〜。

水面に浮いている白いツブツブは餌。


生き残った結果大きく育ったモノアラガイ。室内の水槽飼育では、爆発的に増えすぎて手を焼くモノアラガイも、屋外の水鉢では水質をはかるバロメーターであると同時に、水環境を守ってくれるお掃除マスター。

メダカの水環境では増えすぎますが、アカヒレのいる水環境ではメダカのときみたいには増えません。それに、定期的に増えた水草ごと金魚の水槽に入れているからか、モノアラガイの増えすぎで悩むことはなく、逆に、この水生のカタツムリが減りすぎないように気をつけていたりします。


かなり分厚くつくられた水鉢なので、空っぽの状態でも、運ぶときは全身に青黒く太いアオスジがたって、ゼーゼーになります。けれども、設置しちゃえば環境になじんで便利〜。

普段の様子がこちら。鉢の上に金網を置いて、その上から重石がわりのテラコッタで抑えて、網はビクとしない状態です。この他にも、周りにハクビシンやアライグマが戦意を消失する仕組みが施されていて、いちおうイタズラ対策がしてあります。

なので見た目はちょっと悪い? フタに使っている網はすぐに錆びるので、錆色はそれなりに景色になじむからか、実物はそれほど違和感がありません。(個人的な主観が入ってますが)


せっかくなので、アカヒレがいる別の水瓶のこともお話しいたしましょう。

こちらは北側のアカヒレの水瓶。カメ屋で並べるとMサイズ程度の大きさのものです。

姿を見ることはできませんが、この中にもアカヒレが何匹かいて、春になったら姿をみられるようになるはずです。

この北側の水瓶は、冬場はもっとも水温が低くなる水瓶なのですが、いつもなら寒さで枯れて水面から姿を消す水草も、暖冬のおかげで枯れずに浮きっぱなし。同じくほとんどが茶色くなるはずの水生植物も、全体的に青々としたままです。


この様子から察するに、間違いなく水面下の水はいつもの冬より若干ぬるめで、この中で暮らすアカヒレたちにとって、今回はラクな冬になったはず……。


まぁ暖冬か厳冬かはさておき、寒い冬であっても暖かく晴れた日には、明るい日差しを目指して草の間や水底から泳ぎだしたアカヒレたちが、水面に姿を見せることがあります。そんな日は、水面に上がってきているアカヒレめがけて軽く餌をパラパラ……春が待ち通しいでしょうね、きっと。