冬のクレマチス(アンスンエンシス又はウィンターベル) ― 2020/01/14 13:46
冬咲きのクレマチス、常緑のアンスンエンシスの開花が始まりました。
原種のクレマチスらしい、たくましさと強さが取り柄で、庭の緑が少ない西側や南の明るい日陰に植えています。
西側の乾燥しやすい場所には、こぼれ種で増えたアンスンエンシスを地植えにしていますが、地植えだからか乾燥にも耐えていて、たいへんなはびこりよう。ツルが伸びる季節になると、温められたラムネのようにドバシュワー吹き出して鬱蒼となるので、昨年は何度も間引いてスッキリ育てました。
先に花が咲いた西側のアンスンエンシスで、今冬は柱やデッキの手すりにサラッと絡まっています。
太陽が南中を過ぎて、日が入ってきた頃の様子です。ネルフラワーみたいな花びらが、いっそう暖かな感じに見えますね。
今の時期の西日はやわらかく、日暮れになると色とりどりの夕焼け空になる日もあるので、冬に咲くクレマチスのおかげで、つまらなかった西側の庭に表情ができました。
時々ヒヨドリが飛来しますが、大抵この冬咲きのクレマチスの花にやってくる中心的な野鳥はシジュウカラ。なのでヒヨドリの目当てはクレマチスの花なのか、すぐそばのトネリコの鉢植えか、いまのところ不明です。
✳ヒヨドリの様子はミラーカーテン越しに室内から観察できそうですがヒトの視線を感じるらしく早々に逃げられる
こちらは南側の明るい日陰のアンスンエンシスです。
シジュウカラが頻繁に飛んでくるのはこちら側のクレマチス。
メジロがサザンカの花にとりつくように、結局、アンスンエンシスも小鳥たちにつつかれてしまうので、傷のない真っ白なまま花のままではいられません。
まぁ、花に小鳥の組み合わせはカワイイのでOK、これからしばらく、白い花も小鳥も両方見られて楽しくなりそうです。
参考までに、昨年の花後の様子を2枚。種はタンポポみたいに方々へ飛んでいきます。
フワフワとした綿帽子が開いた様子は、なかなかフェアリー。こぼれ種で増える力が強いので放っておくといろんなところから生えてきます。育て方のコツは思い切って間引いてあげることかなぁ〜。
とにかく自家製の苗でアレコレ試すことができkるので、こんどコンパクトに切り戻しながら育てる方法も試してみようと思っています。
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