びくとりぃ2015/04/15 12:38

昨日に引き続き、猫のダン君です。
(ラグドール/甘えん坊/本名は「ダやン」)
インドア狩りに成功して、勝利の凱旋をしているところです。

昔、家にいた猫達のことですが、野山で捕まえた小動物を「お持ち帰り」にしては、飼い主の見える所に置いていました。
この仕留めた獲物に人間が触れてもOKなのは、家の中で、猫が「セールス」したい気分になっている時だけ。
猫が外にいる最中に、獲物をくわえているところに出くわした場合は、当然ですが、手を差しだそうとするだけで唸られていました。

食べもしないのに捕まえてくるのはね・・・と、猫にお説教を垂れたいところですが、無理な話で。

余談ですが、その当時、近所の幼なじみが飼っていたペルシャ猫は、山に入って、生きものを捕まえて帰ってきては、目の前でバリボリゴックン、とやっていたそうです。
縦にも横にも巨大な猫さんで、食べるのが好きだったのかな〜。幼じみの言い分は、去勢してからこうなった、だったような。
(去勢や不妊に関係なく生涯食の細い子もいる)

猫さんによって、いろいろですね。

話は戻って、ダン君の勝利の凱旋でございます。

狩りに成功した脳みその中には、興奮物質でもあふれているのでしょう。
何となくラリってハイになっている感じになりますね。

猫じゃらしの獲物部分をくわえて、室内をのし歩いたり、スタコラ早足になったり、でも結局、途中から行くあてもなくさまよう感じになります。

グルグル同じ通り道を回り始めて、獲物を下ろそうか迷っては、また歩き出したり、落ち着く場所が決まらずソワソワしているんだろうな、きっと。

本当は、狩りでGETした羽は、そのまま好きにさせたいのですが、羽を口でガジガジやって飲み込むのがオチでして。

実はダン君、ペレット以外のものを口にすると、すぐに吐きます。
喜んで食べたものでも、何となく入ってしまったものでも、結末は「吐く」。
ダンゴムシ、クモ、ハエ、ゲジゲジ、シュレッドチーズの破片、猫用おやつ類、猫缶全種類・・・。
食べてもとりあえず問題ない、と思われるものの中で、吐かないものはドライフードだけでして。

なので、猫じゃらしの羽をガシガシやれば、おもちゃは壊れるし、胃液と羽を吐くし、ちっともいいことはないわけです。

ということで、勝利のパレードの途中で、スキをついて「獲物が逃げた」ということにして、いったん獲物の羽を回収。
余力があれば、またそこから遊びをスタートしますが、大抵、第2ラウンドで疲れて終了です。

猫じゃらしにここまで興奮するとは、さすが完全室内生活の猫!

と言いたいところですが、「慣れ&飽き」はスローに進行中。
とっかえひっかえ間隔を空けて使いながら、飽きられないようにしていますが、結局、遊びの鮮度が落ちた頃に、おもちゃもいい具合にボロボロになっています。
遊び倒されて、おもちゃも本望かな。