只今モードチェンジ中: 生きもの見聞録

只今絶賛換毛中。

冬毛を終えるスピードが急加速したジズー君は、分かりやく表現するなら、冬毛がまるで立体地図の陸地のように浮き上がっている状態になりました。

それで先週末は、２日連続で集中的に鬼ブラッシングを実践。

効率よく浮き上がった毛を梳きとるために、ズー君が一番嫌いなラバーブラシを使ってのお手入れになりまして、ゴエッゴエッという “不快センサー”に相当する罵声を浴びながらのハードなブラッシングになりました。

こちらはヨシヨシと撫でてもらいながらブラッシングを続行中の様子。（今日の写真）

 羊毛の生地にくるまれるとすぐにポカポカしてくるらしく、「これはこれで悪くはない」と言いたげな感じになります。

ともあれ、なんだかんだと抗議しつつもお手入れをさせてくれるので、モサモサ、ゴワゴワとした感じは消えました。

抜け毛のピークは過ぎても、それでも冬毛は嵩（かさ）がそれなりにありますので、まだしばらくの間は状態を見ながら換毛のお手伝いをいたします。

ということで、今日も”裏切りのラバーブラシ”を使用。

浮き上がった抜け毛をラバーブラシで軽くフワフワと絡めとるように梳くと、とれるとれる、おととい、昨日と集中的にやったばかりなのに、最初の解きほぐしの段階でブラシも人間も毛だらけになりました。（１度の量↓）

 これがまた、キリがいいところでやめようにも、換毛中はひたすら抜け続けるわけで、今日は写真の毛の3倍の量まで梳き集めたところでブラッシングを終了しました。

当のズー君は、お手入れの後は心地好さそうに鳴いたり歯を鳴らしたり、目を細めながら人間の腕の中でリラックス、けっこう気持ちがよくなるみたいです。

とりあえず、ブラッシングの後でもまったりご満悦になってくれるのなら、こちらもやる甲斐があるというものです。

注）本来チンチラは抱っこが難しい動物です。ズー君は長い間手当てが必要な期間があったために、掴まれることにある程度慣れてくれています。