枯たり咲いたりが続く庭/枯れるペトリエイと咲く玉紫陽花 ― 2016/08/09 19:51
朝晩、ほんの一瞬涼しい風が吹くこともあるものの、この連日の猛暑で庭に出て感じるのは、正気を保てる時間が短くなったということ。
このような状態になってくると、庭では大抵、ひとつふたつ、水やりを失敗する鉢植えが幾つか出現するのですが、今夏は、世話を初めて15年になる盆栽タイプの猩々紅葉(しょうじょうもみじ)が最初の被害植物になりました。
こちらがシワシワになった葉っぱの様子。「かさかさかさかさ」
たぶん、肝心な部分は無事? 急いで水をあげて、明るい日陰に移動しましたが、縮れた葉っぱの回復は無理だと思うので、今秋の紅葉は見られそうにありません。
真夏の庭を丁寧に見て回るためには、日差し対策と、蚊の対策で手足を覆いますから、それで暑さが何倍にも倍増してしまい、結局、丁寧に見て回るどころではなくなります。
朝のより早い時間に水やりをすれば、万事、解決しそうですが、言うは易く行うは難し。
つくづく、日当たり側の鉢植えを、もっと減らそうと思いました。
水やりと関係なく、夏のいろんな要素が原因で枯れた植物がもうひとつあって、鉢植えのクレマチス/ペトリエイ(フォステリー系)も、じわじわと茶色く枯れた面積が広がっていって、ついに、全てが茶色になってしまいました。
株そのものがすでに5年を超えていたので、暑さと、アリの巣を作られたことと、そろそろ寿命、というのが重なったと思います。
(6年前後が寿命だそう)
これで今年の夏は、クレマチスが2種類も昇天したことになります。
枯れる話ばかりじゃ気持ちが渇くので、開花の話題もひとつ。
初夏の頃に届いたタマアジサイが咲き始めています。
買い間違いとはいえ、花はそれなりに不思議な可愛らしさがあるので、気に入りました。
西洋の幻想本なんかに出てくる、花の妖精の頭が、こんな風になっているような・・・。
ただ、ヤマアジサイと思っていたので、置いた場所は微妙に合わなかったみたいで、葉っぱの周辺が茶変してしまっています。
タマアジサイは、より日陰が好きみたいですね? ずっと、超ワイルド系のアジサイという印象を持っていたので、午前中の日光で葉がダメージを受けたのを見て、少し見方が変わりました。(すでに日陰に移動)
とはいえ、放っておけば野性味が前面に出てくるはずなので、これからコンパクトに仕立てていこうと思います。
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